最近なんだか流行のシティ・ポップ。
山下達郎はそんなシティ・ポップを代表するアーティストとしてよく名前が挙がります。
気になるけど何から聴いていいものやら。なにせ今年(2019年)でデビューから44年。
作った楽曲は他アーティストへの提供曲も含めたら結構な数です。
「OPUS」という3枚組のオールタイムベストアルバムを出していますが、これでも収まりきらなかった曲を自身のラジオ番組「サンデーソングブック」で特集したこともありました。
個人的にお勧めするのが「JOY」というライブアルバムです。
1980年代のライブ音源を収録
JOYは1980年代に開催されたライブコンサートで演奏された音源を全22曲収録した2枚組のアルバム。
「これレコーディング音源では?」と聞き紛うくらい、自身を含めたバンドメンバーの完璧な演奏と、楽曲オリジナルとはまた違ったアレンジが、奥深いであろうヤマタツワールドへ聴く者をいざなってくれます。
山下達郎のライブには人生で2度行ったことがあるのですが、JOYを聴くとあの時の興奮や感動がブワっと蘇ってくる、ライブ経験者にとっては臨場感のあるアルバムでもあります。なおライブチケット、プラチナ級です。全然取れません。
山下達郎、ヤマタツといえば「クリスマス・イブ」「RIDE ON TIME」。ほか何聴こう…という方は「とにかくパーティを続けよう」もとい、とにかくこれ聴いて!というアルバムです。
個人的にはDISK2の「LET’S DANCE BABY」「LOVELAND, ISLAND」の流れ、最高です。あ、でもDISK1の「ラスト・ステップ」からの「SPARKLE」も捨てがたいし、「蒼氓」の曲中MCもグッとくるし…とまあ、とにかくおすすめです。
コメント