今、上野始発の普通列車に揺られている。住処だったところに帰るはずなのに、なんだか旅にでも出るようなそんな気分。
MBAは置いてきた。その代わりに私の膝の上には彼女がいる。ちょっと色黒な彼女。
彼女が「するぷろでブログ書いてみたら」と私の膝の上から言う。そんなに言うのなら書いてみようか。
とりあえずロクに取説も読まずに。そう、使い込むアテも無いのに渋谷に彼女を迎えに行ったあの日のように。
タイトルってどこに書くのかもわからずに。
改行が反映されるのかも知らずに。
私がこの先どのように生きていくのかも知らずに。
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