12/13に開催された「iPhone習慣術」出版記念イベントに行ってきた。
「iPhone習慣術」は堀正岳@mehoriさんと佐々木正悟@nokibaさんの共著。
先月、私もようやくiPhoneデビューしたこと、さらには「iPhone情報整理術」コンビのこのお二人の本ということもあり、ワクワクしながら参加してきた。
まずは堀さんのお話から。
Seth Goodinさんの
マスは死んだ。いまこそ、「変な奴ら」の出番だ
という言葉を出しながら、「変な部分」をつくろう。というお話(「変」については本には書いていないとのこと)。
他の何も変えずに1つのことを意識して数を増やしてみる。頻度(何時間、何日に一回)ではなく数で形成していく習慣形成法という考え方にはすごく膝を打った。
これは自分が昨日書いたことになんとなく似ているのではないかと思った。ブログを二日に一回書く、じゃなくて15エントリー書く、ということ。
続いて佐々木さんのお話。
「習慣化できていない」は「分裂している」ということである(自分の中に別人がいる)。
例えばそれは「ダイエットしたい自分」と「食べたい自分」。自分の中にいる別人が別人たる所以は「忘れる」から。
記録(ログ)をとることで自分の中の別人との妥協点を見いだす。そして統合(分裂)を促す(自分の中の別人を別人では無くす)。
二つの「習慣」
今回のイベントで今更ながら気がついたのは、習慣化においては
あることを習慣づけたい
↓
ログをとる
↓
ログをとる習慣をつける。
という二段階の「習慣化」が立ちはだかっているのではないかということ。
何かを習慣づける、ということは割とどの時代であっても普遍的なテーマであると思っているが、今の時代は「ログを取る習慣」作りを手助けしてくれるiPhoneを初めとしたツール、アプリ、サービスが充実してきた。
今回の本はそれを気付かせてくれ、そして習慣力のない私をいよいよ突き動かしてくれるのではないかと期待している。
(イベント当日に会場で本は買ったので読むのはこれから…)
最後に堀さんから「どの分野で、活動で、変になりたいか?」という問いかけがあった。
習慣化したい、ではなく変になりたいか?習慣ということに対するハードルがグッと下がった。
習慣力ではなく変力(へんりき)。私はそう名付けた。変力を磨いていけばおそらくそれは一般的にいうところの「習慣力」になるというスタンスでこの重い腰をあげてみることにする。
あとがき
イベント後の懇親会では、習慣化の話をブログを書く、ということに発展させて、すっかりブログ話に花が咲いてしまった…。こちらでも膝を打ちまくってきた。
コメント
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