[エッセイ]絵画→写真→写真2.0

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先日、@ttachiさんを通じて親しくさせて頂くようになったシンヤさんにお誘い頂き、六本木にある国立新美術館で開催中のエルミタージュ美術館展に行ってきた。

その中に
フランツ・クサファー・ヴィンターハルターの「女帝マリア・アレクサンドロヴナの肖像」という肖像画があった。




「まあ、肖像画ってのは顔かたちは相当修正してるよなあ」という話に。ブッサイクに描いた日にゃ首斬られるからそらそうだ。

そう考えてみると写真の発明というのは権威者にとっては脅威だったのではないかなあとふと考えた。

カッコよく、キレイに描いてもらっていたものが、写真の登場によって「真実」が暴かれてしまうのだから。

ただ、現代においては写真が真実であるとは一概に言えなくなってきている。

スキャナやフォトレタッチソフトでいくらでも修整できるから。写真2.0とでも言っておこうか。

ピュリッツアー賞という権威ある賞がある。受賞作のいくつかは必ず目にしたことがあるだろう。

いずれこれらの写真も真実とは言いがたくなってしまうのかもしれない。

写真に限らず、ある情報に対してはいい意味でも悪い意味でも疑いの目を常に持っていたいと思う。

読者2.0。表現は古いけどそういう人間でありたい。そして物書き2.0という姿勢も忘れずに。

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