人ってたまに、はたから見るとどうでもいいことに思いを馳せていたりすることがあります。
自分はその場に絶対に行けないのだけれども、その場に居合わせたのならどんなに幸せになれただろう、とか、何か事が起こった時、私がこうしていたらこんな事が起こるようなことは絶対になかっただろう、とか。
自分の葬式にはこんな曲、掛けて欲しいなあという妄想もそんなどうでもいいことの一つだと思っています。なんか結構真剣に考えちゃうんですよねえ。選んだ自分が決して聴くことはないのに。
そんなどうでもいいことに思いを馳せてみました。あー、はいはい、まあそうだよね、と思うような王道ラインナップ。
1.マイ・ウェイ / 布施明
フランク・シナトラじゃなくて布施明バージョン。
まあ日本人だからどうせなら日本語がいいな、と。布施明自身も好きな歌手だし。
2.この道わが旅(ドラゴンクエスト2 EDテーマ) / すぎやまこういち
ドラクエ2のエンディングテーマ。アニメ ダイの大冒険のエンディングテーマでは歌詞付きで団時朗(帰ってきたウルトラマン)が歌っていました。
メロディ自体も「ああ、すぎやまこういちすげえなあ」と思わせるのですが、旅の振り返り具合が人生の振り返りに重なり、何故だか泣けます。泣けてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=gjgKx–tlqg
3.The Long And Winding Road / The Beatles
長く、曲がりくねった道。生まれてから死ぬまでのルートは一つ。
結果出来上がったルートが正しいものだったのか、本当に自身が望んだものだったのか。答えはおそらくないのだと思います。
ぐねぐね曲がっていたり、すごく遠回りしてある道に出たら、それは以前いたところからの一本道だったり。
でもそれがその人の人生なんだよね。
https://www.youtube.com/watch?v=n9kG0hgIoxo
人はなぜ自分の力が及ばないところ、自分がいくら考えようが何も変わらないことに思いを馳せるのでしょうか。いや、むしろそうであるところにこそ思いを馳せるからこそ人間であるのかもしれませんね。
4.LAST STEP / 山下達郎
5.ラストダンスは私に / 越路吹雪
https://youtube.com/watch?v=FoOlDHPnV5o
真面目じゃない編もいつか出揃ったら書いてみたいと思います。
あなたはあなたのお葬式でどんな曲をかけてもらいたいですか?
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