[T]iPhoneのバックパネルが割れたので自力で換装したら割とあっさりできた[iPhone]

「果報は寝て待て」というが、寝て待ってちゃだめだ。自分から動いて掴みに行かないと。

確か私が小学生の修学旅行の時、うちのオヤジが私宛に書いた手紙にはそう書かれていた。

「果報は寝て待て」は厳密にはそういう意味ではない(本来はやるべきことをやったのなら、のんびり待つ姿勢が必要だということ)のだが、当時で言えば若くして独立して、あまり家庭は顧みなかったけど家族を喰わせ続けていたオヤジのこの言葉は今でも私の心に刻まれている。

先日、いつもの帰り道を自転車で激走している時にその出来事は起こった。

聴いている曲を変えようと、ポケットからiPhoneを取りだそうとしたその時、iPhoneが私の手からこぼれ落ちていった。

慣性の法則は上手く適用されなかったようで、ブレーキをかけて止まった時にはiPhoneは私の2,3m後ろに落下していた。

以前iPod touchでフロントパネルを割った嫌な記憶が一気に蘇る。自転車を止めて駆け寄る私。

フロントパネルは？彼女は息をしているのか？

大丈夫！大丈夫だ！傷ついてない！ヒビも入ってない！…いや待てよ？チョマティヨ！

やられていた。バックパネルが見事にヒビ入り。仮面ライダー響鬼もクリビツである。

背面は裸だったので、帰宅後ひとまず余っていた保護シールでカバー。さてこれからどうしよう？このまま行くのか、業者に修理に出すか？

そんな時@Marupo_n_さんが「自力で換装」という選択肢を与えてくれた。

@sta7ka Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!ｗでも(｀・ω・´)ノさっき見てたサイトにちょうど載ってました。bit.ly/HZ4UB6　参考になれば

— まるぽんさん (@Marupo_n_) 4月 16, 2012

そこで冒頭のオヤジの言葉が頭をよぎった。バックパネルならそこまでハードルが高くなさそうだったので、人に任せることはせずに早速やってみることにした。

なお、バックパネルの換装については自己責任での作業となるため、この作業によって不具合等が発生した場合も一切責任を負いかねることを了承頂いた上で参考にして頂きたいと思います。

また、バックパネル可能によってAppleのサポート対象外となってしまうことも予めご了承をお願い致します。

目次

1.換装するために必要なもの
2.バックパネルを外す
3.新しいバックパネルをはめる。
しばらくはこれでいいかも

1.換装するために必要なもの

換装に必要なのは以下の二つ。
・専用ドライバー
・新しいバックパネル

私は両方ともAmazonで調達した。悲劇を繰り返さないためにも、バックパネルはガラス製では無くアルミ製をチョイス。

i-pon

ノーブランド

バックパネルについては、同様の商品で価格が安く、しかもドライバー付属というショップもあったのだが、海外からの発送で時間がかかるため、ここははやさを優先した。

2.バックパネルを外す

数日後、ドライバーとバックパネルが届いたので早速作業に。

まずはiPhoneのドックコネクタの両サイドにあるネジを専用ドライバーで外す。

私が買ったドライバーはそんなに力を入れずに容易にネジが回せ、外すことができた。ネジ穴もなめるようなことはなかった。

二つのネジを外したら、バックパネルを上にスライドさせる。数mmスライドさせるとカパッと外すことが出来た。

無事取り外し成功。

3.新しいバックパネルをはめる。

はめるのは外すのとは逆。新しいバックパネルをはめて、今度は下にしっかりとスライドさせる。

すき間が無くなるくらいにスライド出来たら、ドックコネクタ両サイドのネジ穴にネジをはめる。

これで終わり。5分とかからずに換装することが出来た。

しばらくはこれでいいかも

今回は応急処置という意味でノーブランドのアルミ製バックパネルをチョイスしたが、別にいまのところ不満はないのでしばらくこれでいこうと思っている。

予想した以上にあっさりと換装することが出来たので、バックパネルが割れてしまった際の対応の選択肢の一つとしてだけで無く、気分に合わせてバックパネルを換えたいというのもいいのではないだろうか。