三十路をとうに過ぎたおっさんではあるが、いまだにヒーローモノが大好きである。下手すると子どもたちよりも熱中しかねないくらい。下手すると帰ってきたウルトラマンの主題歌を聴くだけで泣けるくらい。
昨年12月下旬から公開されている映画「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」を三が日最終日の昨日に観に行ってきた。
ひとりで。
正月に会った子ども達はもう既に観に行ってしまったということで、さんざんネタバレされてはいたのだが、それでも周りの大人からは「絶対観るべき!」とススメられていたので、朝の映画館に単身乗り込んだ。
アクションシーンてんこ盛り
今回印象的だったのが、生身でのアクションシーンが多かったと言うこと。あれは相当頑張っただろうなあ。あとやっぱり伊達さん(仮面ライダーバース)のキャラは好き。あの人見るとしばらくは人のことをちゃん付けで呼びたくなる。
昭和ライダーが7人ということの意味。
この映画の予告編を見た時に、「なぜ今回登場する昭和仮面ライダーはストロンガーまでしか出ないの?」ということがずっと気になっていた。
村上弘明(スカイライダー)の機嫌でも損ねたか?とかスーパー1のファイブハンドのうちの1本がどうしても見つからないから?とか。でもこれは終盤の方で合点がいった。ああそういうことか、と。
やっぱり仮面ライダーダブルはいい。
私が一番思い入れのある仮面ライダーは仮面ライダーダブル。子ども達と一緒にいた時代によく見たから。この映画のタイトルには含まれていないが、翔太郎もフィリップもちゃんと登場する。自分の罪を数えながら、噛みしめながらアクションシーンを見せてもらった。やっぱジョーカーかっこいいっすよ。
友達、仲間、連帯感
映画のコンセプトとしてはこれがキーワードになるような気がする。仮面ライダーフォーゼにおけるコンセプトを踏襲、拡大した感じ。ストーリーとしては、まずはそれぞれのライダー世界で話が進行して、最終的には共通の敵に立ち向かっていくという内容。フォーゼパートの方は意外にグッときてしまった。
ちなみに今回出演する益岡徹は中学校時代に塾が終わって建物から出てきた時にちょうど通りかかったところを見かけたことがある。
ちょこっとネタにはなるが、無免許運転で昨年ちょっぴり話題になったダンテ・カーヴァー(ソフトバンクCMのあの人)が財団Xの幹部的な役で出ていたが、カーチェイス的なシーンで助手席に乗っていたのにはちょっと安心した。それともホントは運転してたけど撮り直したのだろうか。気になる。
フォーム、コンボ、ステイツのオンパレード
生身のアクションシーンが多い、と書いたが、もちろんライダーとしてのアクションシーンも満載。とりあえずダブル、オーズ、フォーゼは形態チェンジはほぼ全部出しだし、昭和仮面ライダーの見せ場もしっかりある。
実際これを観ていろいろスッキリした。まだ劇場に行っていない仮面ライダー好きな大きいお友達、もう少し上映されているはずなので劇場へ急げ!そして激情を解放しよう。
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