[エッセイ]貸広告、という広告

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一昔前は高速道路を走っていると、ビルというビル(の最上部)には広告が燦然と輝いていた。

そんなビル広告も、今では東日本大震災から続く節電の流れと、もともとの不景気のあおりからだろうか、空きや消灯した広告が目立つようになった。

「貸広告 03-XXXX-YYYY」

こんなビル広告をよく見かけるようになった。広告が入らないので、広告枠を募集しているわけだ。ビル広告という手法自体に収益性があるのかどうかもよくわからない時代だ。


でもよく考えてみたら、あれの広告依頼主とビル広告のスペースオーナーは別な可能性だって考えられる。

広告枠をわざわざ買って「貸広告はこちらまで」という広告を出している可能性。

Webで言えばGoogleAdwordsに楽天の広告が出ている、といったところだろうか。広告依頼主が楽天。ビル広告のスペースオーナーがGoogle。

でも「貸広告 03-XXXX-YYYY」だけだと、それはわからない。電話番号だってそもそも広告主なのかどうかあやしい。

首都高速高樹町ランプ付近にあったビル広告を見かけて電話してみたけど、実際の広告掲載場所は足立入谷インターのそばだった、とか。そんなこともあるかもしれない。

こういうレベルでも「信頼」というのは存在しているのだなあ。電車で隣に立っている見ず知らずの人はもしかしたら私を殺しにかかるかもしれないけど、私は「そんなはずはない」と隣の人を「信頼」している。その人の素性を知らないにも関わらず。そういうレベルの信頼。

最近はそう信頼もしていられない世知辛い世の中だけれど。

話はまとまっていないが、「貸広告」というビル広告一つからそんなことを思い始め、30分くらい考えてしまった。

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コメント

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