少し前に話題になった「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」動画。
私は和訳してくれてたものを観ました。面白かった。
頭良さそうにTED風プレゼンをする方法
YouTube動画はこれですね。
こういうの見るとLT(LightningTallk:ライトニングトーク)すげーやりたい!とか思っちゃう人よくいますよね。私もその一人です。
このプレゼンからこれは使えそう、というものをピックアップしてみました。
ジェスチャー・体を使う
・ろくろ回すようなジェスチャー
・メガネを直す/外す
・顎に手をやる
・ヒゲをさわる
・舞台をいったりきたり
etc
あとマイクを持ってしゃべる場合、話がうまい人は顎にマイクの先を付けて話す人が多いです(カンプログ調べ)。
「しゃべり慣れてる」っていうスタイルで見せるのも「頭良さそう」にするためには大事なテクの一つではないかと。
見ている人を巻き込む
・質問(手をあげてもらう)
・指差す
・目を合わせる
・誰とはなしに話しかける
(そこのお嬢さん、的なやつ)
話の流れ
・個人的なエピソード(緊張をほぐす)
・そこから一般化して話を本筋に戻す
スライド
・誰かの写真・肖像画
・データ(数字)
・グラフ
作るの面倒だけどこのあたりはインフォグラフィックとかでもいいかもしれないですね。
・それっぽい画像とキーワード(イノベーションとかシナジー)を組み合わせたスライド
アクセントを加える
・でたらめを言う
名前と事、言葉と言葉さらに事。羅列してるとだんだん何か意味があるように思えてくる。
これ、日本語で言えば、例えば寿限無の一節を区切って区切って言うだけでもなんかそれっぽく思えてきませんか?
寿限無寿限無
(1秒あける)
五劫の擦り切れ
(1秒あける)
海砂利水魚の水行末
(0.5秒あける)
雲来末
(0.5秒あける)
風来末
みたいな。
・満足の行く結論を引き出すと思わせるような身振り
舞台をいったりきたり/メガネを外したり。
あくまでも「メソッド」
もし私の話から何か学べることがあるとしたら
私が最初に言ったことを思い出してください
そして今聞いていることを考えて欲しいんです
最初は何もありませんでした
今もなにもありませんそれを考えて欲しいんです
via 頭良さそうにTED風プレゼンをする方法動画
読む前からお気づきかもしれませんが、あくまでも「頭よさそう」「TED風」なだけであり、このままでは「何もない」んです。テンプレートってやつですね。
なんかこれ見ただけで自分もなんかできそうだわ、ってなってしまいそうなのですが実際は結構難しい。
ピックアップしたひとつひとつを見れば何のことはないものばかりなのですが、それらの組み合わせと、そしてあの聴衆を前にしての余裕さえ感じさせる話しっぷり。
なかなかできないですよね。慣れないことはするもんじゃない。
やはりプレゼンは「スタイル+コンテンツ」なのだなあ(プレゼンに限らないか)、と思いながらも、それをテンプレ化(一般化)して笑い、パロディに昇華させたこのプレゼンはすげえなあと感嘆しました。
今度どこかでライトニングトークやろうかな…やりたいな…(全然学習してない)
次回予告:吉祥寺にあるお肉の山登頂の現地ガイドしてきた
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