あたらしいふつう

“変わらないと 信じていたものが 終わらないと 信じていたものが 夜の深い波にさらわれて 朝にはすっかり 消えてしまうこともある でもそれは 悲しいことではないのかもしれない また出会える また始まる そんな そんな よろこびなのかもしれない”
from NEVER ENDING BEATS/スチャダラパー feat. TOKYO No.1 SOUL SETNEVER ENDING BEATS - THE BEST OF スチャダラパー 1990~2010

久々更新ですがTumblr連載ではありません。

唐突かもしれないですが、いろいろあっていろいろダラダラやってきたけれど、それなりにいろいろ考えて、この半年とはちょっと違う生活をスタートさせることにしました。

思えばこの一年近くは、自分の人生の中では最も激動の一年だったのではないかと思います。

昨年の6月末で前職をやめて、とても主夫とは言えない主夫業をやりながら転職活動をして、11月に次の仕事が決まったら家族(6歳のCHONAKAMPと3歳のJINAKAMPももちろん一緒に)でヨーロッパに行って、それなりに新しいことが始まったと思ったら年末のようなことがあり、落ち込んだりもする中で新たな出会いがあり、人との繋がりの醍醐味を知り…。

そんなところに東日本大震災があって自分の中でも何かが崩れ、仕事のパフォーマンスもなにか落ち込んだまま、プライベートでの人との出会い/繋がりでなんとかモチベーションを維持したり…。

そんな中で色々と話をして、自分たちなりに考えた上で、徐々にではありますが私も自分自身にとって「かつてふつうであったふつう」をふまえながら、「あたらしいふつう」を作り上げていく営みを始めることになりました。

まだ自分の中、家族の中での「あたらしいふつう」が何なのかはハッキリ言って分かってない状態です。かっこつけてみれば自分たちにとっての「あたらしいふつう」とは何か?を探す旅に出発することから始める、というわけです。

あたらしいふつう、というのはOriginal Love(田島貴男)の楽曲タイトルです。田島さん本人も、先日リリースしたアルバム制作時に震災があり、その後この曲を書いて収録したとおっしゃっていました。

あたらしいふつうっていう言葉は、かつて色々なことをダメにしてきた自分、習慣力のない自分にとってはすごく助けとなる言葉です。

でも周りから見るとそれはすごく都合のいい言葉でもあります。

でも実は、習慣力、継続力がある方たちの方が常に「あたらしいふつう」を作り出している気がします。それは日々自分や周りを見直し、それまでのふつうをベースに、アップデートしたあたらしいふつうを作っていく。

それが自分にはなかなかできません。だから少しでもあたらしいこと(小さなアップデートも含む)を始めようとするとどうしてもドラスティックになってしまう。

これをどうにかしなきゃ「あたらしいふつう」なんてことは到底作れないのでしょうけど。とにもかくにも、ここ最近の活動とはちょっと違う冒険に出てみることにします。

おかげさまで前よりは応援してくれる人、腹を割って話せる人が格段に増えたと思っていますのでうまくやっていけるでしょう。

最後に最近グッときた歌からの引用をして、ちょう個人的なお知らせエントリーを締めくくることとします。
また実在疑問説がでることのない程度に色々と顔出しはしていく所存ですので引き続き宜しくお願い致します。

“ドラマは終わりじゃない 筋書きも忘れた 新しいシーズンが来る”
from カミングスーン/Original Love feat.スチャダラパーカミングスーン featuring スチャダラパー - 白熱

“歩こう 足あと無い道を 歩きやすく踏み固めよう 子供達が通れるように 小さな灯りをともそう あたらしいふつうの暮らしに”
from あたらしいふつう/Original Loveあたらしいふつう - 白熱

白熱 - ORIGINAL LOVE

あとがき
ふつう、ってもの凄く難しい言葉ですよね。本当に人それぞれ。この言葉があるからこそ逆に人々は苦悩するのかもしれません。
あとがきの最後にも名言を。

「未来のふつうを作ることがイノベーションである」
by 普通のサラリーマン(@hiro45jpさん) from 普通のサラリーマンのiPhone日記

コメント

  1. […] このエントリ中に何度も出てくる「あたらしいふつう」という記事は、@sta7kaさんのブログ、Tanakamp的ヒトコト。にあります。 […]

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