「tumblrハンドブック」絶版なう

書き物

先日私宛に一枚の封書が。著書「tumblrハンドブック」の出版社さんからだった。

印税は初回分もらってるし、重刷の知らせもないから税金関係かしら?それとももしかして今頃重刷?憧れの「重刷なう」が言えるの私?

絶版報告書だった

封を開けて出版社さんからのおてがみに目を通した。何のことはない、tumblrハンドブックの絶版報告だった。
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淡々と告げられた絶版報告。おー、2013年9月には絶版になってたのね笑。

まあ、重刷もかからなかったし、本で取り扱っているtumblrというサービスが日々進化しているものだからどうしても本の内容自体は古くなってしまうし。

とはいえ、改めて「あなたの出した本、絶版しましたよ」って言われると物悲しさはある。バラ色の珍生での「我々スタッフ一生懸命捜しました…そしてお兄さん…見つかりましたよ」とは逆方向の宣告。

この本を出そうとおもったのは
・tumblrというサービスの楽しさ、おもしろさを伝えたい
・tumblrというサービスを知るきっかけになってほしい
・本が作られる過程を経験しておきたかった
という思いがあったから。

tumblrハンドブックの初刷は2000部。3つ目の思いはともかく、私の思いはどれくらいの人たちに伝わっただろうか。結局私は「日が変わるまで呑んで歩いて帰ってる人」だけで終わってしまったのだろうか。

一通の封書は私にそんなことを考えさせてくれた。

そしてこうも思った。本は絶版になってしまったけれど、これってブログでもできるじゃん。続けられるじゃん。

tumblrハンドブックのお話をいただいたのも、そもそもはブログでやっていたtumblr連載がきっかけ。

本を出した後も、何かトピックがあればtumblrのことは書いてるし。
Tumblr不完全活用術エントリーまとめ

tumblrに限らず、私の書いたことが皆さんの楽しさ、面白さにつながりますように。

とにかくパーティを続けよう。

末筆ではありますが、拙著を買っていただいた方々、読んでいただいた方々、応援していただいた方々、編集を担当いただいたKさん、本当にありがとうございました。

そして今までお疲れ様。私の本。

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