GmailとGoogleリーダーをお手軽に断捨離するたった一つの方法。

ご存じの方もいるかもしれないが、私は最近まったくRSSを読んでいない。

もっぱらTwitterやfacebook、Google+に流れてくるものをつまみ上げてブログを読む。そんなスタイルが続いている。

おかげでGoogleリーダーの未読件数はいつも(1000+)。ﾋﾟｬｰ

そしてもうひとつ厄介なのがGmail。

7GBあるから何でもぶちこんでしまえの号令の元、全てを集約し、途中までラベルやアーカイブやらフィルタ設定やらをやっていたが、ご存じ筋金入りのズボラーである私のこと。途中から収拾がつかなくなって今ではINBOX-ZeroならぬINBOX-60000とかそんな状況。

IBX60000

小国家人口並のメンバー数を誇る新ユニットの誕生である。

という冗談はそこそこにして、GmailとGoogleリーダーをすっきりさせたい！という思いからは、私はある一計を案じた。


それが今回ご紹介するたった一つの方法。しかもすごくかんたん。

それは

新しいGoogleアカウントをもう一つ作ってしまう

ということ。

もともとgmailはほとんどがメルマガとかDMとかを占めていたので、連絡用メールアドレスを作ろうと考えていた。

Googleリーダーではリーダー設定で登録フィードを全選択し、登録一括解除をすることも出来るが、一度ゼロにしてから、またRSS登録をするブログを探す旅には出たくないし、出たところでまた同じ過ちを犯しそうなので、元設定はそのままにしておきたいという思いもある(「前設定フォルダ」とかでまとめちゃえばいいじゃん、という話は聞かなかったことにしておく)。

また、Google+などは旧アカウントである程度コミュニティができあがっているため、旧アカウントと完全におさらば、というわけにはいかない。

話をまとめると、

・Gmailは完全に一からやり直したい

・Googleリーダーは登録フィードは残しつつ、ゼロベースで組み立て直したい

・Google+は元アカウントで継続してきたい

ということになる。となると「新旧アカウントを使い分ける時はいちいちログアウトしなきゃいけないの？」という面倒な話になってくる。そこで提唱したいのが、

ブラウザ・アプリでアカウントを分ける

というやり方。

例えば
・旧アカウント…firefox

・新アカウント…Google Chrome

という風ににすればわざわざログアウト/ログインする必要はなくなる(実際私はこうしている)。

iOSデバイスなどはアプリ毎でアカウント設定を持つので、より使い分けはしやすいだろう。

例えばRSSリーダについては

・旧アカウント…Sylfeed

Sylfeed 2.1.1（￥170）
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
販売元: GACHANET – GACHANET（サイズ: 2.1 MB）
全てのバージョンの評価: （179件の評価）

・新アカウント…Reeder(あるいはSafariでGoogleリーダー)

Reeder 2.5.4（￥250）
カテゴリ: ニュース
販売元: Silvio Rizzi – Silvio Rizzi（サイズ: 4 MB）
全てのバージョンの評価: （654件の評価）

にするとか、メールについては

・旧アカウント…Gmailアプリ

Gmail 1.1（無料）
カテゴリ: 仕事効率化, ソーシャルネットワーキング
販売元: Google – Google Mobile（サイズ: 3.6 MB）
全てのバージョンの評価: （401件の評価）
iPhone/iPadの両方に対応

・新アカウント…Safari

にするとか。

アカウントの分だけアプリを使わなければいけない、ということはデメリットではある。しかし、すくなくともメールについてはあのゴミゴミした感じから解放されるだけでもかなりスッキリするし、徐々に新アドレスに移行させていくことによって整理がしやすいと個人的には感じている。

WebサービスやiOSアプリ(断捨プ離)などに関わる断捨離のメリットは、万が一の場合は元に戻せる可能性がある、というところである。逆に言うと物理的な空間のお話ではないので、広げようと思えばいくらでも広げられ、物理的なモノの管理よりも下手すると収拾がつかなくなってしまう、というのがデメリットであるとも言える。

便利さサービスやアプリが増えてきている世の中ではあるが、便利なモノに依存しすぎるがあまり、便利なモノたちに自分が合わせることによって息苦しくなってしまうという本末転倒なことは出来るだけなら避けたいものである。

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